監督の影響力

昨年Lリーグ優勝の旧さいたまレイナス,現浦和レッズレディースの成績が芳しくありません.この理由はいろいろあると思いますが,何の根拠もなく,選手の力は昨年と変わっていない(=昨年から劣っていない)と仮定します.また,チームの運営母体が変わったことも成績に影響していない,と仮定します.これも根拠はありません.で,成績に影響するのは監督だけ,とした場合,なぜ監督が替わると成績が変わるのか,という問題としてとらえてみます.

検討の過程を明らかにするのはちょっと怖いので,結論だけ.

昨年は監督のキャラクターで選手の潜在能力が引き出されて優勝できた,と考えてみました.すると,
・昨年は,選手の潜在能力を気づかせた年
・今年は,昨年の成績は「潜在」能力によるものでしかないことを気づかせた年
と思えてきました.
選手は特定の監督の下でしか能力を発揮できないのか? 監督が替わってもある程度の力が発揮できるのが一流ではないのか? と思います.
今年が潜在能力を顕在化させるきっかけになれば,と思います.

写真は一週間前の10月2日,伊賀−浦和戦の直前の保坂選手と久々にお目見えの槇選手です.後ろ姿の二人が誰かは,マニアなあなたならわかるはず.