全日本女子サッカー選手権

全日本女子サッカー選手権組み合わせが発表されました.出場は32チームで,各チームとも第1回戦,2回戦は12月10,11日の連戦となります.浦和レッズレディースは伊賀での試合となり,順当に勝ち進めば12月11日にASエルフェン狭山との埼玉ダービー三重県伊賀上野で実現します.これはダービーといっていいのか?
事前の発表では試合会場は「各地」となっていたので,北海道,沖縄での試合も覚悟していましたから,伊賀での試合を云々するつもりはありません.ただ,試合会場が「伊賀運動公園野球場」なのです.もちろん伊賀FCくノ一は「伊賀運動公園競技場」で試合します.下部組織の伊賀FCロイラインは「野球場」です.日本サッカー協会の試合です.

  • はずかしくないのでしょうか?
  • なぜ,野球場でサッカーなのでしょう?
  • 三重県サッカー協会は,天皇杯でも野球場を使うのでしょうか?
  • ミスターピッチは野球場の芝を狙っているのでしょうか?

全く偶然にこのような組み分けとなったとして,三重県サッカー協会はくノ一が野球場で試合をする可能性を考えていなかったのでしょうか(もし偶然なら,くノ一が茨城で試合する可能性もあったはずですが...).
試合は同じ日に同じ会場で2試合づつ行われます.11日の試合会場では4チームで2試合が行われます.前日の10日には同一地域で8チーム4試合が行われます.どうしても各地域2会場が必要になります.この条件を満たす場所として三重県が手をあげたのでしょうが,無理して野球場で試合をする必要があるのでしょうか?

  • 誰が必要としていたのでしょうか?

ちなみに,埼玉県からは浦和レッズレディース,ASエルフェン狭山の他,浦和本太レディース,武蔵丘短大シエンシアが出場します.浦和本太レディースは美作で湯郷Belleと,武蔵丘短大は水戸でマリーゼと当たります.これらの試合も気になりますが,やはりのこのこと伊賀まで行ってしまいそうです.さすがに日帰りは無理なので宿泊でしょうか.
ということで,経済効果のほどは...
一地域に8チームが集まり10,11日と滞在します.各チーム25人として200人が全国から集まります.トーナメント戦ですから,地元チームも合宿するでしょう.すると1人あたりの滞在費が少なく見積もっても1万円として,200万円が地元に落ちます.これに加えて遠くさいたまから伊賀まで行ってしまうような人間がおそらく20人ぐらい.彼らは(私は?)節約しているようで結構な出費がありますからこれも1人1万円.まぁ,そこそこの経済効果はあるもんですね.何しろ,大会がなければ集まらなかった人達ですから.
というわけで,今年3度目の伊賀訪問になりそうです.今度こそ忍者屋敷とか,観光名所を廻ってきたいと思います.