企業チームの動員

Benny2005-08-24


今年4月29日,ユニバー記念競技場で行われたLリーグを観戦してきました.11:30キックオフのTASAKI-ベレーザ戦と,14:00キックオフのバニーズ-浦和戦で,第一の目的は浦和の観戦,第二の目的はTASAKIの山本選手と土橋選手です.東京発7:30の新幹線ひかりに乗り,会場についたのはキックオフぎりぎりでした.競技場の門を入ると会議用の長机を並べたTASAKIグッズ売り場があり,その脇を通って観客席に入ります.すると...

それ以前にLリーグ関連で観戦したのは前年11月の西が丘で開催されたベレーザレイナス戦と,今年の4月に駒場で開催されたなでしこスーパーカップの浦和−ベレーザ戦,Lリーグの浦和−TASAKI戦,同じく高槻戦でした.いずれも会場に売店があり,特に4月の駒場は冷えたビールを飲みながら観戦し(試合結果は別として)おだやかな日曜の午後を過ごせました.実は,これが当然のことだと思っていました.しかし会場にはお茶等の自動販売器しかなく,昼近くなのに食べるものもなく,駅で調達しなかったことを悔やみました.

  • グッズ売り場に選手がいた!!

これは,土橋選手が試合に出ずにグッズ売り場にいたのがちょっと残念だった,それだけです.ということで,本題は・・・・・

  • 売店がないのにビールと弁当があった??

グッズ売り場の横にはTASAKI関係者受付があり,弁当とビールが配られていました.普通,関係者受付というのは有料試合で無料パスをもらえたり,割引されるところだと思うのですが,もともと無料試合なのに関係者受付がある,ということはお弁当配布が目的ということになります.喉から手が出るほど欲しかったビールも配られていました.応援セットも配っていたかもしれません.
当然田崎真珠の社内では「わが社のペルーレを応援しよう!!4月29日はお弁当付き!!」というようなキャンペーンがあったと予想できます.関係者の方々がこれに自由意志で応じている限り,このような動員は悪いこととは思いません.もし自分が福利厚生または広報等の担当者であれば,間違いなく同じ事を実行していました.

  • 社長!!?

第二試合に備え,観客席のほぼ中央アウェイ寄りに陣取っていたら,年配の方とお付の人といった感じの数名がすぐ前の列に座り,年配の方は30分ほどで立ち去りました.残った方が「ビールが品切れになった」というような事を話しているのが洩れ聞こえてきました.こちらの5月8日の記事「理想の継続サポート」をご覧ください.最後に4月29日のことが書かれています.「数百本の缶ビールを差し入れた」そうです.当時,この記事を読んでから田崎真珠のHPで写真を確認したら,どうも社長さん一行だったようです.

  • 動員大成功!!!

TASAKIベレーザ戦が終わり,最寄のコンビニでビールを買い,バニーズ−浦和戦に備えました.案の定,そこそこ居た観客は激減しました.こんな具合です.

2005年4月29日
ユニバー記念競技場入場者数
KickOff ホーム アウェイ 入場者数
11:30 TASAKI ベレーザ 2,373
14:00 バニーズ 浦和 200
この差,多くは語れません.
ゴールデンウィーク初日の好天のもと,同僚が出場する日本トップレベルの女子サッカーを見ながらビールを飲み,お弁当を食べ,終了してもまだ13時半,行楽やショッピングに出かけたのかもしれません.試合結果さえ気にしなければ,TASAKIの関係者の方々には幸せな休日だったと思います.というか,試合結果を気にする方がどれほどいらっしゃったのか.....
7月3日,明石公園陸上競技場で行われたTASAKI-浦和戦には,ハバタンはいましたが関係者受付はなかったようです.これをどう解釈するかは人それぞれですが,大事な試合に的確に動員できる企業というのは凄いと思います.

さて次回,この動員がなかった場合のTASAKIの平均入場者数を試算してみます.

P.S.浦和ファンとしては二試合とも幸せな試合結果でした(いろいろな意味で過去形ですが).
写真は,8月14日の駒沢補助競技場です.雪ではありません.

=== 続く===