Benny2005-07-28

サッカーでは対戦する2チームがホーム,アウェイのいずれかに分類されています.正確な定義は知りませんが,試合の主催者側をホーム,主催者でないほうをアウェイと呼ぶようです.主催ゲームをホームゲーム,チームの所在地をホームタウンと呼ぶことにすると,ホームタウンでホームゲームを開催することが何かと有利なのは言うまでもありません.

ホームタウンを以下のように定義します.
チーム名に都市名が含まれる場合はその都市の属する都道府県をホームタウンとする.
チーム名に都市名が含まれない場合は,そのチームの事務所が所在する都道府県をホームタウンとする.

しかしLリーグの実態を見てみると,ホームタウン以外で開催されるホームゲームが多々あります.今年のL1を例にとれば,
・4月29日,マリーゼ−高槻戦;東京都,西が丘競技場で開催
・6月12日,TASAKI−高槻戦;三重県伊賀上野で開催
・6月26日,ベレーザ−浦和戦;茨城県ひたちなかで開催(茨城県サッカー協会の招聘?)
などがあります.

余談ですが某浦和レッズ掲示板への書き込みに拠ると,6月26日のベレーザ−浦和戦は元々レイナスベレーザ戦だったのですが,茨城県協会の希望もあり,レイナスが主催権をベレーザに譲渡したうえで茨城県ひたちなかでの開催することになったそうです.昨年度のうちに決定していたそうです.茨城県サッカー協会はレイナスではなくベレーザを「客の呼べるチーム」と認識していたことになります.

逆に,アウェイゲームでもホームタウンで戦える場合もあります.
・5月8日,高槻−TASAKI戦;兵庫県加古川で開催
・7月10日,バニーズ−TASAKI戦;兵庫県,姫路で開催(兵庫県ダービー)
これまで入場者数を考える際に「ホームかアウェイか」という分類をしてきましたが,実際に観戦する立場からすると「ホームタウンかそうでないか」のほうが重要なような気がしてきます.
そこで,次回はホームタウンでの集客力,安定集客力,ホームタウン以外での動員力を計算してみます.

入場者数をホームタウンとそれ以外で分類する,というアイデアは「浦和レッズレディースを応援する掲示板」でコバ様からご指摘いただいたものです.御礼申し上げます

===続く===
(写真は6月26日のキックオフ直前です.試合は敗れましたが,浦和レッズレディースファンにとって中池選手が先発した大切な試合でした.)